帰国

昨日モロッコの新婚旅行から帰国しました。
思ったより遠くて、ドバイまで&トランジット&カサブランカ
行きはまる一日かかりました。


行きたいところがいっぱいあったので
マラケシュに2泊したあとは、
毎日各所に1泊ずつの周遊プランを選んだのですが、
かなり時間がタイトな上、迷路のような旧市街
「またあのお店に行きたい」と思っても、ほとんど戻れない。
もう少しここにいたい、と思ってもゴールのカサブランカまで
移動し続ける毎日。
(お買い物も久しぶりに即決を求められる。)
なんか人生の縮図みたいだった。時間も方向も、前にしかない。


ロッコはフランス語とアラビア語がメインで、あと少しスペイン語と英語。
私はかろうじて単語とあいさつのみフランス語を理解、
夫はレストランのスペイン語メニューを把握で
夫婦協力してメニューを読み、
ああ、こうやって協力していけたら、夫婦として生きていけると思った(^^)


ロッコはとてもよかった!!!


人々は穏やかでカラフル、イスラム教の装飾性が
日常生活にも入り込んでいる。下がっている灯りは
その多くが鉄の細工されたランプシェードで、
モザイクタイルもそこここで見ることができる。
歩いているムスリムの女性は赤や赤紫、ターコイズなどの服で
全身を隠して、とても華やかで絵になる。


地元カフェのトイレは自力で水洗(バケツに水を汲んで流す)だけど
それでソコソコ清潔に保たれていて、なんだか感動した。
国土の多くは夏は乾いた大地が広がるけれど、土地にあった
オリーブを植えたり、気候の為に?大量に採れるサボテンの実を
食べたりと、なんというか無駄が無く、上手に暮らしている。



メディナと呼ばれる旧市街を見て回ることが多かったので
当然なのかもしれないけれど、壁の色などが町ごとに統一されているし
窓にはめてある格子も扉もデコラティブ。


イスラムの国なので、お祈りの時間には
モスクに併設されている塔からアザーンという「お祈りしましょう」
の案内?が歌のように流れてくる。その声がまた素晴らしい。



いい。住みたくなりました。きっと住むのは大変だけど。
日本に帰ってきたら、町のゴチャゴチャっぷりと
色がドンヨリして見えて、モロッコシックです。
そもそもドバイで飛行機乗り換えて、
ムスリムの女性がほとんどいなくなり
成田行きの日本人だけになった時点で、悲しくなった。。。


これからは、節約して、また外に出たい!